お試し無料相談
人が怖くて、仕事に行けないです。
こんばんは。
仕事を始めてから、うつ病がひどくなりました。
うつ病をクローズにしているので、周りに相談出来ないです。
人が怖くて、仕事に行けないです。
でも、仕事は辞めたくないです。
家庭環境は厳しい家で育ちました。
本来の明るい私に戻りたいです。
アドバイス、よろしくお願い致します。
(ニックネーム: あんず)
女性
47歳
2018年7月17日
回答したカウンセラー
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中澤 壱成カウンセラーの口コミ
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親身になって相談に乗っていただきました。
ありがとうございました。2024年6月28日 (35歳 男性) -
先日は、丁寧に話を聴いていただき、ありがとうございました。
「これで良いのかなぁ?」という心の中の不安が、スッキリ解決できました!
2024年6月11日 (63歳 女性) -
自分の感覚・考え方が間違っていないと分かって安心しました。
お時間いただきありがとうございます!2024年6月6日 (47歳 女性) -
今回は相談に乗っていただきありがとうございました。病気を機に退職して、経歴に関してブランクを空いてしまうことに対してそんなに不安にならないよう色々説明してくれたので少し不安や焦りは払拭できました。また、休職期間中に転職活動もしているので、ネクストステップとして捉えてもいいということで、体調が良くなり次第行動していきたいと思います。
2024年4月17日 (28歳 男性) -
この度は急の相談にご対応頂きありがとうございました。
ついカッとなってしまった自分を諌めて頂き、また子供達のことを中心に今後考えるべきことや取るべき姿勢をご指南頂きました。
今日伺えた話をもう少し自分の中で咀嚼し、妻と向き合おうと思います。
また悩んだ際は是非相談させて下さいませ。2024年3月16日 (41歳 男性)
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中澤 壱成
<経歴> 人生半ばで大きく転換!
理工学部電子工学を卒業後、外資系オーディオ製品開発メーカーに入社、設計を始める。その後は転職を数回重ね、半導体設計、オーディオ・ビデオ製品の開発を手掛け、営業(部長)、企画(課長)、マーケティング(部長)、技術CTO、副社長などを経る、その間にセカンドキャリア支援も行う。それまで企業にてモノ作り・ヒト(採用、相談)を通して得た貴重な経験をもとに「やはり、企業の質は人をどう活かすか」にかかっていることを実感し、カウンセリング業務に主軸を移す。現在はメンタルクリニック、企業内にて心理カウンセリングを担当、その他、キャリア相談、面接官、講演などを行っている。
<資格>
JAICO認定 産業カウンセラー
JCDA認定 キャリアカウンセラー
JADP認定 上級心理カウンセラー
JISHA(中災防)認定 心理専門相談員 NASVA認定 第一種・第二種カウンセラー
メンタルヘルス・マネジメント?(ラインケア) 大阪商工会議所
メンタルケアアドバイザー
日本認知療法学会 会員
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カウンセラーの回答
意識を外に向けず、意識を自分の中に置く(自分の気持ちを常に優先する)
あんずさま
こんにちは、カウンセラーの中澤壱成と申します。
あんずさんからのご相談メールを拝読いたしました。
お辛い気持ちがひしひしと伝わってきます。そして、あんずさんが少しでも元気で仕事に行くことができるようご相談をお受けしたいと思います。
あんずさんは、毎日、人が怖くて、仕事に行けないのですね。でも仕事は辞めたくないのですね。
そのお気持ちは、今の職場だからではなく、ずっとずっと昔から悩んで来られたのですね。
そんな、人が怖くなったのは、詰まるところ、あんずさんの幼少期の家庭環境にあることはご自分でもお分かりのようですね。
メールに「家庭環境は厳しい家で育ちました。」と書かれています。どんな厳しさを感じておられましたか?
人は一般的に20才ころまでである程度、自我が確立すると云われています。自我とは性格とも価値観とも表現できます。自我を確立する過程で影響する要素として、幼少期の家庭環境や学校環境とどのように向き合えたかがあります。
幼く、体が小さく、お金もなく、(社会に対する)知識もそれほどない幼少期から思春期は、それでもご自分の気持ち(感情)はしっかりあって、何か課題が生じた際に、真っ先に親に相談でき、時に叱られ、時に褒められ、その度に愛されているな!と感じることで、ご自分の考えや気持ちに自信を持ち、主張することの大切さ、自分らしさを学んでいきます。 そのころの親は子供から見ると大人=世の中そのものです。
でも親のしつけが厳しかったり、過度の期待をされたり、子供の意見に対しては、理由ない否定ばかりされていると、自分を責めたり、思考を抑制したり、何でも受け入れないといけないと思ったり、否定されないしっかり者にならなければならないと思ってしまいます。それはとても辛い自分をつくることになってしまうのです。どうしたらいいか分からない毎日を送るようになっていきます。
「小中学校や職場でのいじめがありました。」と書いておられますね。きっと、あんずさんは言いたいことがあっても云えず、ましてや嫌なことがあってもNOと云わず、諦めること、耐えることで過ごして来られたのではと思います。
辛かったでしょう。しんどかったでしょう。
そうしたあんずさんには、それなりの(無意識からの)理由があったのです。それは「防衛機制」です。
辛いことがあると、「また、同じような辛いことで自分を虐めたくない。そのためには相手を刺激しないようにしよう」と。そして、ご自分の主張を心に留め、相手の反応にばかり意識を向けるようになったのではないでしょうか。でも相手は別の人格、あんずさんにとっては「相手はどう振舞うか分からに怖い存在」に見えていたと思います。
でもね。当時は、ご自分を(出来るだけ辛くさせないために)ご自分で支えてあげるための「防衛手段」であり、それは、そのために身に着けたあんずさんの「自己愛に満ちた対処術」だったと思います。
あの頃のあんずさんを「辛かったけど、よく頑張ったね」と褒めてあげましょう。
幼少期から作られた「人が怖い」から得たものを考えてみましょう。
おそらく、今のあんずさんは
1. 人にやさしいですね。人を攻撃しませんね。
2. 相手を無視した自己中心的な発言や行動はしないですね
3. 人の話は聞いてあげますね
4. 協調性が高いですね
5. 柔軟性もありますね
素敵な部分ですね。
もっと、もっと、いろいろあると思います。ご自分の(隠れている)良い面探しをしてあげましょう。
人間は、どんな時間を過ごしても過去から学ぶことはいっぱいあります。
これも思考の仕方です。
過去から得たあんずさんの素敵な性格を活かしながら、今日から未来に向け、どのように人と関わっていけるかを次に考えて行きましょう。
まずは、
生きていく上で、常に意識を外(相手、他人)に向けず、意識を自分の中に置く(すなわち、自分の気持ちを常に優先する)
人との関りで、相手を傷つけないようにすることは大切ですが、あんずさんはそんな相手を傷つける言動をすることはありません(それは過去のあんずさんの性格が守ってくれます)
そして
1. ご自分の本音を大切にすること。
2. 今のご自分を愛してあげること(自己肯定感を意識して持つこと)
3. 今のご自分を信じてあげること。
4. 自分の気持ち(本音)は相手に伝えることが大切と思うこと
5. そのために「Iメッセージ」を多用してください。Iは私
Iメッセージとは「私は○○について○○と思う(感じる)」といった、ご自分の主張と気持ちをはっきり述べ るのみで、相手に賛成を求めない。相手にあんずさんの気持ちを分かってもらうことができれば成功。それ以上は求めない。意見が分かれてもそれが他人と受け止めてあげる。
6. 挨拶(朝、出会い、帰宅時など)を進んでする。挨拶をしたら、相手から返事をもらうことが目的ではなく、自分が今、ここにいることを相手に示すことで相手を尊重していることを表す。
7. 相手を褒める(相手をよく観察し、いいなと思ったら、褒めてあげてください)
8. 相手と会話するときは、出来るだけ気持ちに沿った表情も大切です。相手に伝わるのは言葉が30%ほど、あとの70%は表情(ノンバーバル)と云われています。特に笑顔は相手への警戒心をなくす効果があります。
人は十人十色。すべての人に気に入られようとすると、結果として、自分の本音を隠し、「あなたってどんな人?」となってしまいます。
自己主張を大切にして、相手を攻めず、共感してくれる人がいたら、その気持ちを相手に伝えてみましょう。
あんずさんのこれからの生き方に少しでもヒントになれば幸いです。
応援していますよ。
以上