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恋人を亡くして寂しくて悲しくて辛くて仕方ありません
恋人を病気で亡くしました。
仕事でもプライベートでもずっと一緒にいたので、寂しくて悲しくて辛くて仕方ありません。
亡くなってからしばらくは何かやらなきゃ、約束を守らなければと思って過ごしていましたが、仕事に支障が出ている部分もあることから、勤務先の看護士より休んだ方がいいと言われ、無理やり何も予定を入れない日を作りました。
そうすると、その日以降なんの気力も無くなってしまいました。
約束を果たしたとしても、仕事で何か達成しても、プライベートで楽しいことがあっても、共に喜んでくれて褒めてくれるあの人はいません。
今更何をしたところで、過去に戻れるわけでもありません。
だとすると、何かすることに何の意味があるのだろう?と考えるようになりすっかり気力がなくなってしまいました。
基本的にはすべて自分のために何かをすることになります。
彼が生きている間もそうして過ごしてきたつもりでしたが、彼が亡くなってから、自分が思っていた以上に彼が喜んでくれるということを指針にして行動していたのだと気づきました。
もう生きている意味なんてない、消えてしまいたいと思ってしまいます。
でも、1日1日が彼が喉から手が出るほど欲しかった日です。だからこそそのように思ってしまう自分が嫌です。
何とか日々を過ごせるようにアドバイスいただければと思います。よろしくお願いします。
(ニックネーム: さき)
女性
32歳
2024年1月25日
回答したカウンセラー
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佐藤 ゆうじカウンセラーの口コミ
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とめどない内容で何を相談したいか分かりにくくなってしまいましたが、悩みを拾い上げてそれぞれにご助言をいただき、ありがとうございました。ひとつひとつ、心がけて実践していきます。的確であたたかいカウンセリング、ありがとうございました。
2023年2月7日 (39歳 女性) -
佐藤先生、本日はありがとうございました。
今回の相談で自分の気持ちを見つめ直すことが出来ました。
具体的なアドバイスと建設的なご意見を聞かせていただけて、とても参考になりました。
冷静に対処していきたいと思います。
また悩んだ時はお願いいたします。2022年12月6日 (53歳 女性) -
ベテランなだけあっていつも適切なアドバイスをくださります。いつもありがとうございます。またよろしくお願いします。
2022年7月8日 (32歳 女性) -
佐藤先生、ありがとうございました。仰るように、やはり複雑で不思議な
行動なんですね。
自分でも判断できなくなっていましたが、逆に質問してくださり、その通りだと
はっとしました。
また何かの際にはぜひよろしくお願いします。2022年5月29日 (26歳 女性) -
ありがとうございました
2022年5月2日 (22歳 女性)
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佐藤 ゆうじ
・大学は仏教を専攻しています。悩んだからです。
・大学院で臨床心理学を学んでいます
フロイト、ユング中心に学んでいます
同時にアドラー心理学や交流分析、認知行動療法、来談者中心療法等を学んでいます
・教育を中心とした民間企業に勤務をへて独立し起業しています
事業内容は企業の教育支援とメンタルマネジメント、カウンセリング
・カウンセリング経験は35年
企業内のカウンセリング、医療、介護施設におけるカウンセリング、自治体の職員のカウンセリング
私の事務所に対談してくるクライアント対象のカウンセリング
・NPOを立ち上げ地域でのメンタルサポート活動やカウンセラー養成講座を行っています
さらに講師養成講座、心支援士講座も行っています
2021年から通信講座も開講しています。
・著書 心理エッセー半熟たまご、心のコリのほぐし方、職場と家庭ですぐに使える心支援の知恵袋
産業カウンセリングハンドブック(共著)自習型カウンセリングマニュアル
BSカウンセリングマニュアル、家族創世紀主役は女性、ゼロ社会と心の技術等があります。
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カウンセラーの回答
悲嘆のプロセスと癒しの過程
こんにちは、大切な人を亡くしてしまったのですね。「彼が生きている間もそうして過ごしてきたつもりでしたが、彼が亡くなってから、自分が思っていた以上に彼が喜んでくれるということを指針にして行動していたのだと気づきました。」彼が居ることが指針とするくらいに愛着していたのですね。そして今、大切な(1日1日、彼が喉から手が出るほど欲しかった日です)1日を生きている。
私自身もコロナ始まって妻を亡くしてしまいました。自他共に認める仲良しの妻を。自分の半分が亡くなったようで正直今でも悲嘆の中です。でも切り替えるために、あれこれ考えながら、妻があちらの世界で思うことは何だろうと思った時、悲嘆の中で苦しみ体調を崩すことだろうか。それとも元気に明るく生きることだろうかと考えたら、間違いなく後者だと自分に言い聞かせています。
「1日1日、彼が喉から手が出るほど欲しかった日です」その1日を泣いて過ごすあなたを見ることは辛いことだと思います。元気に明るく自分の分まで1日1日を大切に生きて欲しいと願っているのではないでしょうか。彼の愛に応えるために彼の分も生きると自立の時を迎えているのかもしれません。以前悲嘆の講演会を開いたことがあります。その時の講師は死生学を説いたアルフォンス・デーケンという先生です。悲嘆のプロセスを次のように説いています。
アルフォンス・デーケンの12 段階: 1精神的打撃と麻痺状態、2否認、3パニック、4怒りと不当感、5敵意とうらみ(ルサンチマン)、6罪意識、7空想形成、幻想、8孤独感と憂鬱、9精神的混乱と無関心(アパシー)、10あきらめ-受容、11新しい希望--ユーモアと笑いの再発見、12立ち直りの段階(新しいアイデンティティの誕生)このように説いています。この12の段階をいったりきたりしながら回復しているということです。悲嘆は必ず回復します。泣きたいときは泣けばよいと思います。話せる人がいれば話せばよいと思います。自分の部屋に彼の写真を貼るも良し、投函しない手紙を書くのも良し、いろいろ試しましょう、その過程の中で心は自然に癒され自立するきっかけをつかみます。心優しいあなたはきっと強くなると思います。